花粉症にハウスダスト、寒暖差アレルギーと、アレルギー三重苦に苦しむ私なのですが、季節の変わり目だからなのか、最近、また調子がよくありません。
日中はアレルギーの症状が出ていない日でも、深夜にくしゃみや鼻水でたびたび目を覚ましてしまいます。目がかゆくなることはあまりないのですが。
過去にアレルギーが原因で呼吸困難になり、救急車で病院に運ばれる事態に陥ったことがあるのですが、その際に受けた血液検査で、超がつくほどハウスダストに敏感に反応してしまう体質ということが判明しました。
そんなこともあり、のんきオージー君が心配して、空気清浄機を購入してきたのですが、就寝中、ずっと稼働させていてもあまり効き目がないようです。そもそも、二日に一度くらいの頻度で掃除機をかけていますし、シーツ類も定期的に洗濯しているので、ハウスダストが今のアレルギー症状の原因とはあまり考えられず、窓の隙間から花粉が入ってきてしまっているのか、夜間に室内温度が急激に下がって、体が寒暖差アレルギーを起こしているのか、どちらかではないかと疑っています。
ちなみに、シドニーにも花粉症は存在します。薬局やスーパーマーケットでは花粉症などのアレルギー対策の薬が一年中売られていますし、私ほど重症でないにしても、春先などにアレルギー症状を出している人を見かけることがあります。日本のように、マスクをした上にゴーグルという完全防備の人はいませんが。
GP（一般開業医、”General Practitioner”）に以前、アレルギー症状について相談したこともあったのですが、処方箋は出していただけず、薬局で売られている薬を試してみるよう言われただけでした。
なので、今回、オーストラリアで私と同じような症状に悩まされている方のために、私がこれまでに試したアレルギー対策の製品についての感想を共有しようと思います。
オーストラリアの”Telfast“社が販売しているアレルギーの薬です。製品の名前もずばり会社名と一緒ですね。
筆者の評価：★★★★★
私には非常によく効きます。アマゾンで購入したのですが、薬局やスーパーマーケットでも購入できるようです。20錠入りで9ドル（約930円）ほどでした。
効果は12時間ということで、一日に2度飲まないとならないのですが、とにかく効果がてきめんなので星５つ。
“fexofenadine hydrochloride 60mg”という抗ヒスタミン剤が有効成分のようです。
バイエル（”BAYER”）社の”Claratyne”という飲み薬です。
筆者の評価：★☆☆☆☆
個人の体質によると思うのですが、私にはまったく効きません！なので、評価は星１つ。
ただし、こちらの薬が効く人にとっては、24時間効果があるそうなので、一日に何度も飲まなくていいという利点があります。
60錠パックはもう販売していないようですが、80錠ですと現在33ドル（約3,400円）ほどで販売されているようです。他にも10錠パック、110錠パック、子供用などがあるようです。一錠あたりの値段が安いですね。
上記同様、バイエル社の製品、”Desonex“です。
筆者評価：★★☆☆☆
同じバイエル社の製品ですが、若干、効果が出ている気がします。
Claratyneの有効成分は”loratadine 10mg”だそうですが、Desonexの有効成分は”Desloratadine 5 mg”と記載されています。
Claratyne同様、24時間効き目が持続するそうです。20錠入りですと20ドル（約2,100円）ほどで売られています。
こちらは”FLO“という、鼻うがいのキットです。一度沸かしてから人肌の温度程度に冷ましたお湯に、付属の粉を溶かし、専用の容器を使って鼻腔を洗います。
筆者評価：★★★☆☆
左上の写真のスターターキットには、副鼻腔洗浄液ボトルの他に12袋のパウダーがついてきます。粉を使い終わってしまった後も、左下の写真のようなパウダーのみのパックを購入することができます。別売りのパウダーは20、50，100袋入りがありますが、私は100袋入りを購入しました。塩水のような味ですね。
スターターキットは12ドル（約1,250円）、100袋入りのパウダーは29ドル（約3,000円）ほどで販売されています。説明書には日本語でも説明が記載されています。
使用後、鼻がすっきりして気持ちがいいのですが、容器を石鹸で洗い、ペーパータオルでよく拭いて乾かし、アルコール消毒し、冷蔵庫に保管と、ボトルの保管が面倒くさいので、星３つとしました。
こちらは”Sudafed“という点鼻薬です。鼻詰まりがひどい時に使っています。
筆者評価：★★☆☆☆
“Oxymetazoline hydrochloride”という有効成分が含まれているそうです。10-12時間おきに、2-3回スプレーすると書いてあります。
まだ使い方をきちんとマスターしていないのが原因かもしれませんが、使用した後、あまり効いている感じがしないので、星２つとしました。
20mlで13ドル（約1,350円）ほどします。
ノーズプラグ （”Nose Plug”）です。
筆者評価：★☆☆☆☆
寝ている最中にほこりや花粉等を鼻から吸い込んでいるのではと思い、普通のマスクをかけているとゴムで耳の後ろが痛くなってしまうため、アマゾンで購入してみました。
100個入りで21ドル（約2,200円）でした。
鼻がムズムズするのか、寝ている間、無意識のうちに外してしまうので、筆者評価は星1つです。
私がこれまでに試した製品以外にも、オーストラリアで気軽に買えるアレルギー症対策の製品はいろいろあります。他にもよい商品を発見できましたら、またの機会にご紹介したいと思います。
皆さんもアレルギー性鼻炎の症状が出ましたら、最適な対策を取って、なるべく快適に過ごせますように。
注意：上記はあくまでも筆者自身の体験に基づいた感想です。これら製品をお試しになる際は、製品の取り扱い説明書、担当医等の指示に従ってください。
