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シドニー・マラソン2024に申し込んだ!

シドニーを代表する建築物や港の景色を眺めつつシドニーの街を走ることができるシドニー・マラソンが、2024年9月15日の日曜日に開催されます。

コロナ禍が落ち着いた後の2022年に初めて参加したのですが、私がこれまでにシドニーで参加した数々のランニング・イベントの中で、最も楽しめたイベントでした。

昨年は、日本一時帰国の時期と重なってしまったため参加を断念しましたが、今年、再挑戦しようと思い、申し込みを済ませました!

シドニーマラソン2025公式サイト
シドニーマラソン2025公式サイト オーストラリア・シドニーで開催されるシドニーマラソンの公式日本語サイト。2025年8月31日(日)開催。エントリー方法や料金、各コースの特徴、日本からの参加ツアーの紹...

コースは42.195kmのフルマラソン、10km、4.2kmのミニ・マラソンと、三種類あります。以前はハーフ・マラソンのコースもありましたが、今年は廃止になっているようです。

私はおととし同様、10kmのコースに参加します。それ以上走ると、膝が崩壊してしまうので。

2022年までは、『ブラックモアズ・シドニー・ランニング・フェスティバル』(”Blackmores Sydney Running Festival”)という名称でしたが、昨年から『シドニー・マラソン』(”Sydney Marathon”)というイベント名に変わりました。

左は2022年の10kmコースの地図なのですが、今年はコースが変わっていますね。公式サイトによると、2024年はロイヤル・ボタニック・ガーデン(王立植物園、”Royal Botanic Garden”)内ではなく、ダーリングハーバー(”Darling Harbour)方面の海岸沿いを走るようです。

ゴールも、オペラハウス(”Opera House”)前から、シドニー・コンサーバトリアム・オブ・ミュージュック(”Sydney Conservatorium of Music”)という、音楽学校に移っています。

参加費ですが、オーストラリアもしくはニュージーランド居住者か否か、大人か子供か、コース(フルマラソン、10km、もしくは4.2kmのミニ・マラソン)、申し込み時期などによって金額が異なります。早めに申し込みするほど、参加費が安く済みます。ファンド・レイジングをする場合は、500ドル以上寄付金を集められたら、参加費が無料になるようですね。

2024年のフルマラソンのコースは既に売り切れているそうです。

申し込みの際には、募金金額の設定や、募金するチャリティーの団体の選択、iTABというプレートのオプション注文(完走したらもらえるメダルの裏に、自分の名前とタイムを張り付けられるものです)などを同時に行います。

また、自分に合ったスタート・グループも選びます。スタート・グループとは、速く走れる人たちのグループが先にスタートをきり、遅い人たちのグループは後に出発するという風に、みんながスムーズに走れるように、スタートする順番をグループ分けするシステムです。自分がだいたいどのくらいの時間で完走できるのか、自分の所属する速さのグループを選択するわけです。

私は前回、Cグループ(10km完走の目安が、1時間10分から1時間25分ほど)を選択したのですが、私より速く走れるグループのはずなのに、スタート直後にすでに歩いている人たちに道を阻まれ走りづらかったので、今回はBグループ(10km完走の目安が、50分から1時間10分ほど)を選びました。私の普段のタイムより少し早めのグループですが、みんなのペースについていけるよう、頑張ろうと思います。

Dグループという、一番遅いグループには、乳母車(プラム “pram”)を押しながら走る人たちも含まれます。おととしも、子供の乗った乳母車を押しながらも、さっそうと走るお父さん、お母さんの姿がありました。時には彼らに追い越されることがあったくらいです。

10kmのコースでも、十分に走りがいがあります!なんといっても、当日は、普段でしたらとても走れないハーバー・ブリッジの真ん中を、堂々と走ることができること!

日頃からハーバー・ブリッジの車道わきの歩道をジョギングしている人をバスや車からよく見ますが、歩道は狭いですし、他の歩行者もたくさんいるので、走りにくいだろうなあと思いながら眺めています。

車の通行を遮断して、ランナーだけにハーバー・ブリッジを開放するシドニー・マラソンで、広々とした橋の上を走る爽快感は、格別です。

セルフィーを取るために急に立ち止まる人や、4~5人で横に広がり、道を塞ぐようにして歩いているグループには閉口しましたが。

コースは全般的に平坦なので、楽に走りきることができました。

以前、シドニー北部のノーザン・ビーチズ(”Northern Beaches”)というエリアで毎年開催されている、ビーチ・トゥ・ビーチ(”Beach2Beach”)というジョギングのイベントに参加したことがあるのですが、その時のコースは6kmと短かったにも関わらず、登坂のオンパレードで、シドニー・マラソンの10kmのコースの3倍はきつかったです。途中、意に反しながらも、何度か歩いてしまいました。

今年のシドニー・マラソンの10kmコースは、私がおととし走ったコースとはルートが異なっていますが、ダーリングハーバー周辺も平坦な場所が多いので、あまり上り下りはないのではないかと思っています。

右は、おととし、10km完走後にもらったメダルです。

中央の、オペラハウスが描かれている部分が、くるくると回転するようになっています。

今年のメダルのデザインが、今から楽しみです。

参加者は、ビブ(”bib”)と呼ばれるゼッケンを、9月12日から14日の間に所定の場所に受け取りに行かなければなりません。ビブにはゼッケンの番号などの参加者情報を機械が遠隔で読み込めるチップが埋め込んであって、それを基に個々のタイムが計測できるようになっているようです。

2022年のビブの受取場所は、シドニー中心のタウンホール(”Town hall”)だったのですが、今回はダーリングハーバーにある、コンベンションセンターです。

ビブの受取会場では、ランニング関連の商品も展示、販売されていました。ランニング・シューズやランニング・ウェア、サングラスなどです。

前回参加した際には、ビブ受取会場で販売されているアシックスのランニング・タンクトップを購入し、自分の名前をその場でプリントしてもらいました。記憶が定かではないですが、タンクトップは40ドル(約4,000円)だったと思います。名前のプリントサービスは無料でした。とてもいい記念になっているので、今年ももし同じサービスがありましたら、Tシャツかタンクトップを購入して、名前を入れてもらおうと思っています。

ビブの受取の会場では、当日、走り終わった後に受け取りたい荷物を前もって預けられます。私の場合は、完走後、帰途につくだけなのでそのようなサービスは必要としませんが、当日、ゴールした後にどちらかに出かけられる方には便利ですね。

当日は、普段ジョギングする時同様の、最低限の持ち物(携帯電話と鍵を入れられるランニングポーチ、サングラス、そして小さいタオル)だけで、集合場所に向かいました。集合が午前7時台である上に、余裕をもって1時間前までに現地に到着するよう推奨されているので、早朝、走り始めるまで肌寒いかなと思ったのですが、タンクトップにショートパンツという服装で十分でした。

レース参加者は当日、ビブを見せることによって、シドニー市内のバスやフェリーなどの公共交通機関をただで利用できるそうなので、交通費も節約できますね。

ボランティアの方々がスタート地点やコースのあちこちで水を配っているので、飲み水もいりません。集合場所には、十分な数の簡易トイレも設置されています。私も、周りの人たち同様、ストレッチをしながら、イベントの開始を待ちました。

10kmと4.2kmのコースはまだ売り切れていないようです。ご興味のある方は、このイベントに参加して、ハーバー・ブリッジを走ってみてはいかがでしょうか?

私といえば、冬の訪れはまだ先だというのに、秋の長雨を言い訳に家に引きこもり、すっかり肥えてしまいました。10kmを完走する体力は、いまのところありません。トレーニングを再開して、徐々に一回当たりの走行距離を延ばし、9月のシドニー・マラソンに備えていこうと思っています。

注意:コースなどの情報は、開催者の都合により変更となる場合があります。最新の情報や詳細につきましては、イベントの公式ウェブサイトをご確認ください。

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